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2012年8月 7日 (火)

こっちのインプじゃなくてあっちのインプ

 なんのこっちゃって話なんですが、先日俺がインプレッサのことをインプって言うのを知らなかったって記事を書いたんですが、まぁいまだにインプって聞くと一瞬ヒルマンを思い出しちゃったりもするんですが、そのヒルマン・インプ、悪魔の名前なんですね

 ちょっとGoogle先生に聞いちゃいました

 やっぱりヒルマンは完全に確信犯だったんですね

 普通の、というよりも若干小さなわずか900ccのファミリーカーにコベントリークライマックスを載せたのは

 日本でもわずか1300ccのスターレットがKPからEPに移ってもホットハッチであり続けたみたいな

 でもスターレットの場合は初めからボトムモデルとしてパブリカがあったうえで、そのスポーティモデルがパブリカ・スターレットとして発売されたのがベースなので、インプとはちょっと意味合いが違ってくるような気がします

 ヒルマン・インプの場合はあくまでもミニに対抗するためにルーツグループが投入したあくまでもボトムモデル

 そこに悪魔の名前とコベントリークライマックス

 狙いすぎでしょって感じです

 でもまぁ、結果を見ればミニの方が台数が売れてスポーツでの活躍も華々しく、しかもごく特殊なパッケージにもかかわらず上位グレードとしてのADO16まで出てきて

 実はミニは初めはラバーサスでの設計じゃないんですよね

 前後連動型のハイドロサスを組み込むつもりでごく基本設計は作られたんだけど、コストやパッケージの問題ですぐにラバーコーンの開発をすることになったんですよ

 なのでやっとADO16で当初の目標だったハイドロラスティックサスが投入されたわけで

 

 もうこの時点でルーツグループは大負けです

 もっともこれよりも10年ばかし古いミンクスは日本でもノックダウン生産されたんで50年代生まれ以前の人ならお医者さんとかタクシーが採用してたので懐かしいかも

 

 でも何故かイギリスのメーカーって浮き沈みと合併が多いんですよねぇ

 結局ルーツグループはBMCについでイギリスで第2位の大メーカーだったにもかかわらずあっさりとクライスラーに買収されて後のクライスラーヨーロッパの芯を成すメーカーに発展して消えていきました

 方やBMCはどうよって言うと皆さんご存知の通りで国営企業となって最近まで統廃合と分離を繰り返してローバーとして残って、ミニブランドのみがBMWに身売りしました

 

 そうやって考えていくとルーツにとってヒルマン・インプは企業としての生き残りをかけた車だったんですね

 日本ではあまり自動車会社の統廃合って露骨には行われてなくて、傘下に収める形にすることが多いので違和感ありますけど、海外のメーカーはGMをはじめとしてロールスロイスや最近でもランボルギーニやマセラティをはじめとして統廃合を繰り返しています

 今のGMの基礎は確かポンティアックだったかシボレーだったかなんですけど、買収される前のキャデラックは世界で初の電気式のヘッドライトやセルモーターを採用したことで知られる高級にして先進的なメーカーでしたし、その他のブランドもオペルなんかもそうですけど割と元の個性を残した上で部品の共有化なんかしてるんですよねぇ

 

 国営企業っていうのも日本ではかなり珍しいですけど、戦後のアルファロメオはフィアットが吸収するまで国営でしたし、ルノーがごく最近までそうでした

 ってだんだん意味がわからなくなってきましたが、そう、ヒルマン・インプはそう言う重要な意味合いを持つ車の一台だったって事です

 車には夢と希望と志があるものです

 単に流行だからって作っちゃったいくつかの車はやはり後世には残らないでしょう

 たとえ起死回生を賭けて失敗してもそこに思い入れがあれば名車と呼ばれるようになるでしょう

 そんな車が僕は好きです

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